描く狼の修行部屋

描く狼(かくろう)です。漫画を描きます

いづれの年よりか、片雲の風に誘われて、絵を描きたい思いやまず

「絵を描きたい、あわよくば漫画を描きたい」

そんな風になんとなく、ぼんやりとした気持ちを持っている人は大勢いると思います。

かくいう僕もその一人。

 

このブログはまったくの絵の初心者である僕、描く狼(かくろう)が、

マンガを描くことを目標にしながら、同じような初心者へのアドバイスや上達の過程をできるだけ分かりやすく発信していく、

というコンセプトで作りました。

 

絵を描きたいけど腰が重い、は皆同じ

 

いづれの年よりか、片雲の風に さそはれて、漂泊の思ひ やまず」

 

なんて俳人松尾芭蕉の境地と比べるのもおこがましい話ですが、

旅ならぬ「絵を描くこと」への気持ちは僕の中で年々強まっているように感じます。

しかし、実際に行動に移せるかというと話は別。

おそらくこの気持ちも多くの人に当てはまるものではないかと思っています。

 

「絵を描きたいなら描けばいいじゃん」

当たり前過ぎるほど当たり前の意見、しかし描かない。

いや、実際には紙とペンを持ってさらりと目の前にある人形を描いてみるのですが、

あまりの稚拙さに「これは無理だ、上手くなるまでにも時間がかかりそうだ」と気持ちがしおれていきます。

 

マンガを描こうとする場合も同様。

コマ割りの仕方が分からない。

構図や背景の描き方も、キャラの描き方も、何をどう、どこで学べばいいのか見当もつかない始末です。

描くためには学び上達するしかないけど、どうやって学べばいいのか、何を揃えればいいのかが分からないのです。

 

始める瞬間が一番怖くて面倒

 

 始める瞬間が最も怖くて面倒。

なぜなら、分からないことが多すぎるからです。

お化けや幽霊のように、人は理解不能、未知の世界には反射的に恐怖を抱きます。

 「分からない状態」は恐怖に直結するんですね。

 

だから怖いところに飛び込むには勇気がいるし、そこで覚えることがたくさんあれば面倒。

だから、時間や気持ちのある時にゆっくり取り組もう、いつか始めよう、とスタートを先送りにしてしまいます。

 

しかし、経験上これだけは言えますが「その時」はまず来ないです。

生きていれば新しいことを始める余裕が生まれるどころか、やらなければいけないことはどんどん積み重なっていきます。

さっさと初めて習慣にねじ込んでいかなければ「その時」はいつまでも来ません。

思い立ったらさっさと始めるしかないのです。

 

なかなか始められないなら強制力と義務感を作ろう

 

やりたいことがあるなら、さっさと始めるしかない。

それが分かったところで、それでもどうしても動き出せない怠け者。

僕のことです。

 

このままでは「いつかやります詐欺」になってしまうと思ったので一念発起、

このブログを開設するに至りました。

絵の上達過程や、同じような気持ちの人に向けて情報を発信する、

という義務を勝手に作ることでやらざるを得ない状態にしました。

 

さらにさらに、モチベーションを保つためにブログの収益化も考えています。

絵が上手くなってお小遣いまで入ってくる、最高じゃないですか。

絵や漫画はある程度上手かったり面白くなければ稼ぐことはできない、という常識を壊して、

絵が下手、まったくの初心者が絵で稼ぐことができるか、ということに挑戦していくことが、このブログの裏の目標でもあるのです。